手動でのリカバリー対処法

こちらはデモ口座(親機)が稼働中にリアル口座(子機)が何らかの不具合で保有ポジションが決済された際の対処方法になります。
(正常に稼働している場合は特に対応は不要です。)

主なケースとしては
・損切り額を初期値(10万円)のままにしており、本来より早く決済された
・サーバーの不具合でリアル口座(子機)が勝手に決済された
etc
になります。

リアル口座(子機)が含み損保有中に決済されてしまうとマイナス決済(赤字決済)のままになるので、
再度それまで持っていた保有ポジション分を再度保有し、
最低でもマイナス分を相殺する、というものになります。
(デモ口座(親機)と同じようにできれば利益で終えられる可能性も高いです。)

そのためにはまずデモ口座(親機)の総ロット数を把握します。
デモ口座(親機)の総ロット数を把握するためにはMT4標準装備のインジケーター「iExposure」(インジケーターのカスタムフォルダにあります。)を利用します。
上記インジケーターをデモ口座(親機)のチャート上に設置すると、デモ口座(親機)が保有している総ロット数がわかりますので、
その総ロット数にリアル口座(子機)のパラメターのロット倍率に表示されている数値を掛けます。
例)
デモ口座(親機)の総ロット5ロット、リアル口座(子機)のロット倍率0.2の場合
5X0.2=1
この1ロットをリアル口座(子機)で手動でエントリーします。
(1回でなく、少しでも有利になるように0.5ずつの2回に分けてのエントリーでも構いません。)

リアル口座(子機)で1ロットのポジションを保有することで決済(何らかの不具合による決済)される前の状態になります。

あとはデモ口座(親機)のエントリー状況を見ながら指値を変更していきます。

注意点としましては
手動でエントリー後もデモ口座(親機)のポジションが増えていく状況になることもありますので、
PACツールは稼働させてください。
(稼働させないとリアル口座(子機)で正しいコピーができません。)

リアル口座(子機)のPACツールでエントリーした分の指値は自動で設定されますが、
リカバリーのために手動でエントリーしたポジション(上記の例だと1ロット)の指値は
変更されないので、このあと添付するEAをEURUSD(またはEURUSDmicroなど)のチャートに設置してください。
(設置すると一括決済や指値などをまとめて操作できます。)

決済及び指値一括変更EA

チャートは下記のように1つはPACシステムが設置されているので、
もう1つ新規でチャートを表示させてそちらに決済EAを設置します。

決済EAで主に使う機能は

「close All」・・・設置した通貨ペアの全てのポジションをクローズします。
「Change TP」・・数値を入力してボタンを押すと手動でエントリーしたポジションの指値を変更できます。

になります。

ここまでのマニュアルでは少しイメージできないかと思いますが、
もしその時の状況になった場合は説明していきますのでご連絡ください。